5月のお祝い。端午の節句で語れる豆知識をまとめました
2023/02/20
端午の節句は、毎年5月5日に行われる日本の伝統行事のひとつです。
この日は、男の子の健康と成長を祈るとともに、厄払いや悪疫退散を祈るため、さまざまな風習が行われます。
鯉のぼりを飾ったり、柏餅を食べたり、菖蒲湯を飲んだり、日本に産まれて日本で生活していると普通に思えますが、よくよく考えてみたら、なんでこのような風習があるのかご存知ですか?
今回は、端午の節句に関連した代表的な風習についての豆知識をまとめた内容です。
ぜひ最後までご覧いただき、明日から披露できるちょっとした知識を手に入れて行ってください。
【鯉のぼりを飾る】
端午の節句には、鯉のぼりを飾る習慣があります。
これは、古くから中国で行われていた風習で、鯉が勇敢に川を登る姿が、男の子が成長して立派な人になることを象徴していたからです。
また、鯉は強い生命力を持ち、長寿するとされ、健康や長寿を祈るシンボルとしても重宝されました。
日本では江戸時代に広がり、男の子の成長を祈る行事として定着しました。
【柏餅を食べる】
柏餅は、端午の節句に欠かせない食べ物の一つです。
柏餅は、餅米を蒸してつぶしてから成形し、柏の葉で包んで作られた和菓子で、柏の葉に包まれた餅が長寿や健康になるように、また悪疫を遠ざけるように、という願いが込められています。
また、餅自体も男の子の健康や成長を祈る縁起物とされています。
【菖蒲湯を飲む】
菖蒲湯を飲む習慣は、古くから日本に伝わる風習の一つです。
菖蒲は、清めや祓いの効果があるとされ、神聖な植物として扱われてきました。
菖蒲湯を飲むことで、体を清め、邪気を払い、健康を保つとされています。
この風習は、端午の節句に限らず、五節句や暦の節目にも行われることがあります。
【その他の風習】
端午の節句には、鎧兜を飾ったり、茅の輪をくぐったりする風習もあります。
鎧兜は、武士の装備である鎧と兜をミニチュアサイズにしたもので、男の子の健康や成長を祈るとともに、武士道精神を伝えるために飾られます。
茅の輪は、茅を結んで作った輪をくぐることで、邪気を払い、身を清めるとされ、五節句や年中行事に広く行われています。
以上、端午の節句には、鯉のぼりを飾ったり、柏餅を食べたり、菖蒲湯を飲んだりするさまざまな風習があります。
これらの風習には、男の子の健康や成長を祈るとともに、邪気払いや悪疫退散を願う意味が込められています。
また、武士道精神や日本の伝統的な文化を伝える役割も持っています。
端午の節句は、日本の風習の中でも重要なものの一つであり、家族が一緒に過ごす大切な日のひとつです。
コンコンブルたちの端午の節句をのぞいてみませんか?
キャラクターたちが、今回紹介した端午の節句の風習にちなんで大変身です。
今年の5月5日のお祝い当日は、可愛いコンコンブルたちをお部屋に添えてみてあげてください。