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漫画特集

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祥子「あ! 動画観すぎて充電切れちゃった~! お姉ちゃんのスマホ貸して~」
涼子「やだよ、私だって今ドラマ見てる途中なんだから~! 自分の部屋で充電して来ればいいでしょ?」
祥子「お姉ちゃんのケチっ」


「こらこら、喧嘩しないの。ほら、私のスマホ使えばいいでしょ」
祥子「お母さんは優しいなあ~! ありがとう! ……って、スマホケースこんなだったっけ!?」
「こんなって?」


涼子「ほんとだ! もうそろそろ替え時なんじゃない?」
祥子「そうだよ! これじゃあ今度スマホ落としたりしたら、ケースごと割れちゃいそうじゃん!」
「でも……お店に行くとたくさん種類がありすぎて迷っちゃうのよ……お値段だって結構するし」


「スマホケースなあ……父さんも買い替えようか迷ってたところだったんだが、店に行く時間もないからなあ」
祥子「げ、お父さんの方がすぐに替えないと……」
涼子「ほんとだ……それ本体見えてない? ケース自体がバキバキだし……」


「ま、私たちはあんたたち若い子たちとは違って、連絡手段としてしか持ってないから、これでいいのよ。ね、お父さん」
「ああ、そうだな。あんまりカバーで派手にしちゃうと、職場で使えなくなるし」


祥子「ねえねえ、お姉ちゃん」
涼子「ん?」


祥子「二人に新しいスマホケース探してプレゼントしてあげようよ!」
涼子「それいいね! 一緒に探そっか!」


涼子「何かいいのあったー?」
祥子「うーん……お姉ちゃんは?」


涼子「うーんとねえ……あ! ここはどう?」
祥子「どこどこ!?」


祥子「おお~! ネットの中のお洒落な雑貨屋さんって感じだね!」
涼子「だよね! それにほら、デザインも色もシンプルだからお母さんたちも使いやすそうじゃない?」
祥子「確かに!」


祥子「え、しかもリーズナブルなのに結構高見えしそうじゃない?」
涼子「あ、何かね、合皮レザーの中でも汚れに強い高品質なレザーを使用してるみたい! え~、私も欲しくなっちゃう~」


祥子「でもこの価格なら着せ替え感覚で簡単にスマホケースを替えられるよね! あ、肝心の色、どうしよう……」
涼子「形は手帳型でいいよね。お母さんは元々手帳型だし、お父さんもケースとか本体がむき出しになってるとすぐバキバキにしちゃうから……」


祥子「そうだね! ねね、色はさ、お母さんがこれで、お父さんはこれがいいんじゃないかな?」
涼子「シャンパンピンクにブラックね! いいチョイスだと思う! さっそく注文しよう!」


祥子「お姉ちゃん! 届いたみたい!」
涼子「お母さんにバレてない!?」
祥子「品名を隠して届けてもらったから、たぶん大丈夫!」


祥子「でも、このまま渡すのも味気ないよねえ……」
涼子「せっかくうちらからのプレゼントだしね……よし、それじゃあ次は……」


祥子・涼子「「ラッピング!!」」


祥子「ねえ、こんな感じ?」
涼子「お、いいんじゃない? 可愛い~!」


祥子・涼子「「かんせーいっ!」」


涼子「お父さんたち、喜んでくれるといいわね!」
祥子「うちらの手作りラッピングで泣いちゃったりして~!」
涼子「ねえ、さっそく渡しに行こうよ~!」


「……あんたたち、何やってるのよ」
「はははっ! 泥棒ごっこか~?」


祥子「お父さん、はい!」
「ええ? 何だよこれは~」
涼子「お母さんには、これ!」
「あらあ~、何かしら! お父さん、開けてみましょ♪」


「まあ、二人が選んでくれたの!?」
「おお~! こりゃあいい感じだ!」


「この色なら会社で使っていても落ち着いた色合いだからいい感じだし、どんな服装にも合いそうだ!」
「この色もステキだわ~! 見ているだけで落ち着くし、何だか温かい気分になるもの」


「二人とも、ありがとうな!」
「大事に使わせてもらうわね!」
祥子・涼子「「うん!」」


「それより、こんなに素敵なケース、どこで買ってくれたの?」
祥子「ここだよ!」
「ネットかあ~! 俺たちだけじゃ買えたか分からないなあ! はっはっは!」


「あら、このお店美容液も売ってるのね! しかも今の私にぴったりな効果ばっかりじゃない? 今度買ってみようかしら♪」
祥子「ついにお母さんもネットショッピングデビューか~!」


「二人とも、レクチャーお願いね!」
祥子・涼子「「任せてっ!」」

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