省スペースなスプレーチェーンで冬道も安心ドライブ

2023/02/06

2月に入ってますます冷え込みが強いですね。2月は日本列島が最も寒い季節です。

北国はもちろん、関東平野部のような、積雪とはあまり縁がなさそうな地方でも、雪やみぞれの予報が出る日が現れ始めました。

このような、普段は雪と無縁な地域こそ雪道対策が手薄なので、自動車でのスリップ事故が多く発生しがちです。

例えば東京などは、数センチの積雪であっという間に交通機関がマヒしてしまうのは、自動車も道路も、街つくり方ですら積雪を想定していないからです。

実際、例えば青森や新潟のような雪国は、道路に温水を流すスプリンクラーが設置されていたり、道路に塩化カルシウム(塩カル)の融雪剤を巻いたりして、雪に対策をしているのです。

一方、滅多に雪が降らない関東地方の道路はそのような設備はありませんし、自動車の方も、普段からチェーンなどの装備を持っている方は稀です。

タイヤに吹き付けるだけのスプレーチェーンは、省スペースで保管しておけますし、普通のチェーンのように取り付けのコツは必要ありません。

普通のチェーンをタイヤに巻くのって結構大変でコツが必要です。

日常的に脱着する機会が無いと、いざ雪が降り始めた時に取り付けようとしてもうまくいかないことが想定できます。

スプレーチェーンは、タイヤに塗布するだけで装着可能で、道路が雪や氷に覆われているときの操舵性を向上させて道路状況に応じて使い分けることができます。

スプレーなので、保管時に場所取らないのも利点です。

車内に収納して持ち歩くことも可能です。

あと、チェーンにまつわる過去に私が経験した特殊なエピソードがあります。

外車に乗っていた友人の車に普通のチェーンを巻こうとしたところ、車体とタイヤとの空間が狭すぎて、鎖が干渉してしまいました。

車のタイヤ径や車種の仕様によっては、鎖タイプの普通のチェーンが付けられない(付けるのを想定していない)ものがあるのです。

その時、スプレーチェーンがあったので、なんとか助かったというエピソードがあります。

こんな、いざという時にも役に立つスプレーチェーンです。

なお、スプレーチェーンは「チェーン規制」に対応するものではありません。

実際の道路状況に対応してご使用ください。